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部下を上手に叱るために覚えておくべくこと

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突然ですが、あなたは部下を叱るのが得意ですか?
「得意」と答えた人でも、部下はもしかしたらあなたのことを恨めしく思っているかもしれません。
「苦手」と答えた人は、叱りたいと思ってもなかなか叱れなかったり、自分の気持ちを上手く伝えたりできなかったりで、ストレスがたまりますよね。

最初は叱られる立場だった20代の頃と比べると、30代になると管理職になったり子どもができたりと、叱ることも多くなると思います。

ここで、しっかり叱り方のコツを身に着けておきましょう。

「叱る」とは、相手のことを考えること!

もし、あなたが相手のことを考えないで叱っていたら、それは叱りではなくて怒りです。
そもそもどうして部下を叱るのでしょうか?

たとえば、あなたの部下が遅刻してばかりだと思います。上司であるあなたとしては注意して遅刻をやめさせる必要がありますよね。
そのとき「社会人として遅刻するなんて最悪だ」というような注意をしていては、部下の遅刻は改善されませんし、あなたの反感が募るだけです。

そうではなく、相手のことを考えた叱り方をしましょう。どうして部下が遅刻をしてしまうのか? 何か原因があるのではないのか? を考えて、遅刻をすることで部下にとってもマイナスであることを伝えないといけません。

たとえば、こういう叱り方はどうでしょうか。
「君が毎日頑張っているのは知っている。遅刻してしまうのも何か理由があるのだろう。ただ、会社の上の人はそうは思ってくれない。君の頑張りも遅刻のせいで評価されなくなってしまうのだ。それは君にとっても悔しいことだろう。だから君が出世したいのなら、遅刻をしないっていうのも大切かもしれないよ」

怒りがたまっているあなたにとっては物足りないかもしれませんが、部下の反感は買わないはずです。部下としてもこんなに自分のことを思ってくれる上司に対して、遅刻することの申し訳なさも湧いてくるでしょう。

北風と太陽の話を思い出してください。
旅人のコートを脱がすことに成功したのは太陽でした。なぜ、太陽が勝利したのかというと相手である旅人のことを考えたからです。
「暑くなればコートを脱ぎたくなるだろう」という考えは、相手の視線に立ったものです。叱るときは相手のことを考え、相手の目線に立ちましょう。

部下が納得できるような叱り方をしよう

叱るときに大切なのは、相手を「説得」することではありません。なるほど、と「納得」させることです。
「納得」というのは、上司であるあなたの言葉を聞いて「確かにそうだ!」と心から思うことです。

たとえば、部下がAプランという企画を立てたとします。部下にとってはそのAプランというのは自分が作ったこともあり、かなり納得している企画です。
ただ、上司のあなたから見るとAプランは杜撰であり、とても上手くいくような企画ではありません。
そのとき「Aプランは駄目だ! Bプランで行く!」と頭ごなしに言っても、部下は納得しないでしょう。「Bプランがどれだけ良いか説得したとしても、きっと部下にとってはしこりが残るはずです。
納得させるためには、相手の気持ちを考えないといけません。部下の考えたAプランも良かったと認めてあげましょう。場合によってはAプランの要素を取り入れたり、論理的にAプランが未熟だった点を教えてあげたりするのも良いでしょう。

叱るときに避けた方が良いポイントとは?

①相手の人格を否定する

部下がミスをしたときに、「おまえの注意が足りてないからだろ」というような叱り方は駄目です。ミスをすることは誰にだってあります。大切なのは、どうしてミスをしてしまったのか、ということです。そこを具体的に聞き、アドバイスすることで行動改善を促しましょう。

②相手の適正やスキルを否定する

たとえば、「おまえこの仕事向いてないよ」といった言葉で叱るのは駄目です。向いてないという発言は、相手のスキルや将来性を否定しています。言われた部下のモチベーションが上がることはないでしょう。

③相手の過去を否定する

「おまえはいままで何を学んできたんだ」というような叱り方もNGです。
過去を否定することは、その人のアイデンティティを傷つけることにもつながってしまいます。あなたの部下は陰で努力を重ねてきたのかもしれません。絶対にやめましょう。

まとめ

「叱る」ことが得意な人も苦手な人も、いま一度「叱る」という行為を考え直してみてください。上手に叱ることで部下のモチベーションや成長に繋がります。
少しでも言葉を間違えるだけで、響くことも響かなくなってしまうこともあるのです。
叱ることは部下の成長だけではなく、あなたの成長にも関係しています。
相手の視点に立って、上手な叱り方を心がけましょう。

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