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金田一蓮十郎の『ライアー×ライアー』は男でも楽しめるラブコメ漫画

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姉×義弟×姉(女子高生)という奇妙な三角形恋愛漫画『ライアー×ライアー』を読みました。

全10巻という手が伸びやすい巻数で、しっかり終わっているのでかなりオススメです。

ジャンルとしてラブコメディなのですが、作者が『ハレグゥ』の金田一蓮十郎ということもあって、ギャグもしっかりしているなという印象でした。

ライアー×ライアーとは?

 

あらすじ

ちょっとした気持ちで高校の制服に身を包んだ渋谷にやってきた大学生の湊は、偶然にも義理の弟である透と遭遇してしまう。「何をやってんの?」と、訝しむ透。バレたらまずいと思って、湊は別人だと主張。

なぜか透に気に入られてしまい……。湊はこれをチャンスに透の女癖の悪さを直そうとするのだが……。

仲の悪い義弟に猛烈アプローチ

義弟に一目惚れされてしまうというすれ違いも面白いのですが、そのあとの展開も面白いです。

ネタバラシしようとする湊。

しかし、デートの当日にいきなり携帯電話を渡されます。

まさかの行動に、湊は簡単に別れを切り出せなくなってしまうのです。

結局、「付き合うことで透の女癖をなおす」という方向にシフトする主人公。

義弟に惹かれていくみな(姉)

みなとして透とデートしていくうちに、弟に惹かれてしまう主人公。

姉としても仲良くしようとするのですが、透の態度は冷たいまま。

惹かれているのに仮の姿であるみなとしか仲良くできない悲しみが描かれています。

元カレにみなの姿を見られたり、ハプニングが発生したり。

「どうなるんだろう」とハラハラしますね。

個性的なキャラクターたち

『ライアー×ライアー』は、個性的なキャラクターが多くて面白いです。

それぞれの登場人物の心情もしっかりしているんですが、キャラクターとしての魅力の出し方も上手いですね。

完全にネタキャラの玲さまとかもいるんですが、「こんな人いそう」というリアリティの枠から外れていないのが良いですね。

主人公「高槻 湊」はキレイ好き

掃除でストレス解消をしている潔癖症の女子大学生

サークルは日本史研究同好会。城好き。

女子高生みなとして、義理の弟である透と交際中

漫画を読んでいると、とにかく掃除をしています。

そのためサークルの部室はいつもピカピカ。

潔癖症になった原因も作中でしっかり描かれていて違和感がありません。

 

仲の悪い義弟「高槻 透」

親の再婚でできた湊と同い年の義理の弟

容姿端麗のため女子からも人気が高く、みなと交際する前はたくさんの女性と関係を持っていた

基本的には無表情で無口。

誤解されやすいタイプ

漫画を読み進めていくと透の苦しみが明らかになっていきます。

実は○○だったと明かされたときの衝撃はすごかったです。

どんどん幸せになっていくんですよね。

「ああ、良かったなあ」となる登場人物です。

めっちゃ良い人?「烏丸 真士」

湊とは違う大学に通っている男の子。

小学生のとき湊と同じ塾に通っていたが、歴史サークル同士の付き合いで再会する。

湊のことを片思いしている

烏丸くんは、かわいそうで良いやつなんですよね。

思わず応援したくなってしまうというか、めちゃくちゃ哀れというか。

途中で一回闇落ちするんですが、それ含めて魅力的なキャラクターです。

サークルの先輩「塚口」

湊のサークルの先輩。

口が悪くてぶっきらぼうだが、相手を気遣うことができる良い人。

実は湊に好意を寄せていて……。

塚口先輩もすごく良いやつなんですよね。

それにしても主人公、どんだけモテるんねんと思ってしまいました。

しかも、塚口先輩はみなにも恋に落ちます笑

コスプレ大好き「中崎」

湊のサークル仲間であり、通称「ナカさん」。
コスプレが大好きであり、時折その熱い思いを覗かせる。

ナカさんはコスプレオタクなんだけど、シリアス展開のときに登場するとかなり和みます。

なんというか、こういう明るいキャラクターって貴重だなと思いますね。

同性すら惑わす美しさ「周」

湊のサークルの先輩であり、女子を惑わせる美貌を持った女子大学生

外見だけでなく中身も普通にカッコいい女性です。

台詞のいちいちがカッコいい……。

『ライアー×ライアー』のラストについて

がっつりネタバレしますので、まだ見ていない方は注意

 

透とシェアハウスを始めることになった湊。

みなの携帯電話を握っていたことで、とうとう「みな=湊」であることが、バレてしまうことに。

ここでてっきり「結構波乱があるんだろうな……」と思っていたら、仲違いはなかったので安心しました。

良い意味で裏切られたような感じですね。

「結婚する」ということになっても、お父さんとお母さんが良い人すぎて笑ってしまいました。

前半の辛い部分が、後半ではあんまりなくて、安心して読めましたね。

あとは、後日談的なものが多くて良かったです。

「結婚して終わり」というのもラストとして美しいですが、物足りない気持ちになります。

10巻はほぼ後日談で楽しめました。

サークルのみんなも「透と湊の結婚」を普通に祝福していて、ほっこりしましたね。

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